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ドイツと日本の話

9日目

キセノンに寄り切りで勝って勝ち越しを決めました049.gif

仕切りで一度両手をついた琴欧洲、
でも、キセノンがまだだったのでもう一度手を引きました。

これってどういう意味?って思いましたが、
じらすよりは積極的でいいということか?

その答えは立合い後にありましたね。
落ち着いた、相手の突き落としを警戒してか、最後まで慎重な相撲。

「よく出来た!」と声をかけたくなりました(笑)

しかし、その後の両横綱の相撲を見たら、
なんていうか、「よく出来た!」なんて生徒に声をかけるような言葉は
畏れ多くて到底かけられない、って思いましたね。

両者とも素晴らしい相撲。

特に結びの朝青龍とバルトの相撲は力が入りました。
朝青龍が中に入って頭をつけ、ジッと耐えてから、相手が攻撃をかけてきた瞬間にバルトの内股に足を入れて投げました。

バルトは大きいですし、片足じゃあ自分の体を支えられない。
バランスを崩してしまいました。

朝青龍は終始腰が下がっていました。
相撲の基本ですが、改めて下半身の安定度に驚かされました。

後半戦に入ってなお全勝の両横綱、一応カロヤンが1敗でついていますが、(それはとても嬉しいことですが)、両横綱との差は「1敗以上に」大きいような気がします。

しかし、自分の気持ちを盛り上げていければ差が縮まっていく可能性もある・・・

とにかく優勝争いには最後まで絡んでほしいですね!

明日は移動日なので見られません。
オニオンさん、またレポートよろしくお願いしま~す!
Commented by オニオン at 2009-11-24 19:43 x
mamapandaさん、千代大海は朝青龍に負けて大関陥落が決まりました。魁皇のほうが先に引退すると思ってました。平気で相手に怪我をさせる技を使う魁皇はまだやるんでしょうか。カロヤンとはまともにやったら勝てないから、「とったり」しかないと思っていたら、またやりました。カロヤンは左腕を手繰られてひっぱられて、そのまま押し倒されました。解説の北の富士はいやがると余計にひっぱられるから、体をぶつけたほうがいいと、言っていました。ふがいないといわれようと怪我をしなかったのが幸いと思って明日からまた頑張るしかないでしょう。魁皇は両横綱にはこの危険は技はやらないんですね。なんで?ミッキー兄さんもふがいない相撲で日馬富士に負けました。mamapandaさんは11日目から日本で観戦ですか。
Commented by mamapanda_mimi at 2009-11-24 20:25
レポートありがとうございます。またあの手でしたかぁ。分かっていても避けられないものなんですね。カロヤンは勝ち越しを決めて優勝を目指すことを口にしてたようですが、両横綱があまりに充実しているので、その前に超えなきゃならない壁がまだまだありそうなのが分かっているかな?と気になっていました。こうなったら優勝ではなく、まず横綱戦まで無敗で行く事、そして横綱を一人一人倒す事を目指すべき。それが一番一番ということでしょう。今ミュンヘン空港へ向う途中です。11日目はTV観戦できる予定。
by mamapanda_mimi | 2009-11-23 21:08 | Trackback | Comments(2)