2009年 11月 23日
9日目
仕切りで一度両手をついた琴欧洲、
でも、キセノンがまだだったのでもう一度手を引きました。
これってどういう意味?って思いましたが、
じらすよりは積極的でいいということか?
その答えは立合い後にありましたね。
落ち着いた、相手の突き落としを警戒してか、最後まで慎重な相撲。
「よく出来た!」と声をかけたくなりました(笑)
しかし、その後の両横綱の相撲を見たら、
なんていうか、「よく出来た!」なんて生徒に声をかけるような言葉は
畏れ多くて到底かけられない、って思いましたね。
両者とも素晴らしい相撲。
特に結びの朝青龍とバルトの相撲は力が入りました。
朝青龍が中に入って頭をつけ、ジッと耐えてから、相手が攻撃をかけてきた瞬間にバルトの内股に足を入れて投げました。
バルトは大きいですし、片足じゃあ自分の体を支えられない。
バランスを崩してしまいました。
朝青龍は終始腰が下がっていました。
相撲の基本ですが、改めて下半身の安定度に驚かされました。
後半戦に入ってなお全勝の両横綱、一応カロヤンが1敗でついていますが、(それはとても嬉しいことですが)、両横綱との差は「1敗以上に」大きいような気がします。
しかし、自分の気持ちを盛り上げていければ差が縮まっていく可能性もある・・・
とにかく優勝争いには最後まで絡んでほしいですね!
明日は移動日なので見られません。
オニオンさん、またレポートよろしくお願いしま~す!