2010年 05月 14日
2敗になってしまいました
立合いの時、ちょっと戸惑った感じを受けたので、まずいな、と感じました。
苦手意識、あったと思います。
鶴竜が変化しなかったことが分かった時に私としてはとりあえず「よし!」
と思ったんですが・・・それ以前に琴欧洲は心で負けていたように思います。
そうでなければ小兵に押されて土俵際まで下がるはずがない。
で、必死に応戦しようとしたけど時すでに遅し:
「あ~まずい、そんなに体重をかけちゃあ」なんて素人の私が思った
くらいでしたが、案の定、頭のいい鶴竜のことです、もちろんその勢い
を利用して下がって叩き込み。
ごろんところがっちゃって・・・
あ~あ、ダメだ、これじゃあ、前半に2敗じゃ、話にならない。
サッカーだったらサポーターなのに、そしてサポーターだからこそ、
激しいブーイング!の場面でした。
(琴光喜はきょう勝ちましたが)なんか佐渡ヶ嶽部屋の大関二人、
勝負に対する厳しさに欠けるような気がします。
話はずれますが、昨日(サッカー・ブンデスリーガー)シャルケ04の
マガト監督の挨拶文を読んでいたのですが、中にすごくファンのことを
意識したことが書いてありました。
今季好調の成果は、チーム、上層部、スタッフ、ファンのおかげだと・・・
ファンはアスリートと同等の位置に挙げられていました。
考えてほしいな、ファンのこと。。。プロなんだから。。。
勝負に対する厳しさって、そういうプロ意識から生まれてくる
んじゃないの?って思います。
場所前に鳴戸親方に叱られたときは「高い給料もらってんだから・・・」とか
言われたらしい。
グサッときたと思いますよ、その言葉。
でも、そのグサッという思いは少なからず厳しさを思い出させたと思います。
初日、2日目と大の苦手を制することができたのも
そのおかげではないかと私は想像しています。
苦手意識なんかにとらわれていては上にはいけません。
きょうはいいレッスンだったかも・・・。
でも、そろそろ生徒気分から卒業しないとね。
そう、プロなんだから。
あっ、明日は出かける用があり、観戦できません。
オニオンさん、コメント欄で様子を教えていただけますか?
カロヤンが上手投げで勝ちました。解説の音羽山親方は下から一緒に上がってきたライバルなので、琴欧洲もやってやろうという気力を出したのではないかと言っていました。前に出れば強いんだから。
前日の負けを引きずらないでよかったです。
最近はキセノン戦は得意になってきましたね。
相手に不足はないし、自信を取り戻すには持ってこいの取り組みです。「相撲が下手同士の取り組み」で全然おもしろくなくなってきた? とかいう口の悪いことを言っている人もいるようですが、自分にブラスになる捕らえ方をすることが大事。
gooニュース「把瑠都に先輩大関イライラ、横綱候補に世代交代ヒタヒタ」で、佐渡ヶ嶽親方の「どっからでもかかってこいという気持ちでやればいい」というカロヤンに対する助言を読みました。
白鵬の相撲がまったくその通りですよね。
そういう気持ちになるためには、厳しい気持ちの準備が前提になるし、実際どんな手にも対処する心づもりをすれば、あわてることがない。まさに貫禄ですよね!
う~ん、カロヤンにはなんとしてこの境地に達してもらわなくてはなりません!!!