2010年 09月 27日
千秋楽観戦
千秋楽、久しぶりに国技館の西の桝席で観戦。
まず、お茶屋さんの案内の人が
「チケットは各自持ってください。出入りにチケット提示が必要です。」
暴力団排除のためにチェックが厳しくなったのです。
もっとも私たちはどう見ても暴力団には見えないけど
具体的な努力の姿勢が見られたのは評価できると思います。
方や、何かこれまでのルーズさが想像されました。
さて、私にとっては期待はずれの千秋楽、とクールな気持ちでいましたが、
琴欧洲が怪力バルトに寄り切りで勝った時は、
やはり思わず歓喜の叫びを上げてしまいました
で、一緒に観戦した(私の道楽につきあっただけの)友人2名が
「よかったわねぇ、来た甲斐があって~」
とものすごく喜んでくれたので、さらに感激
(友達っていいものだなあ)
4連敗、優勝できなかったこと、白鵬の連勝を止められなかったこと、
全部きょうの1勝でチャラにしてあげられるような気さえしました
(本当はダメ!ですけどね)。
とりあえず「終わりよければ全てよし」的な、いい気分で帰ってきました。
ただ、私はある事を見逃さなかった:
結びの一番で白鵬がハルマに勝ち、場内が一斉に歓喜に湧いた瞬間に、
土俵下に座っていた琴欧洲、すっと立って一礼し、西の花道を戻って
行った、その時の不満そうな表情です。
分かっているのだと思います。
手の届きそうなものにまた手が届かなかったことが。
あるいは白鵬の完璧さとの差に愕然としたのかも。
とにかく、あの表情は「こんなんじゃだめだ」と思っている証拠
だと思いたいですね。
カロヤン、その自分に対する怒りをエネルギーに替えてほしい。
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追記:
両国駅の近くの路上で
「琴光喜関の解雇見直しを求める嘆願書」
という紙を手渡されました
興味のある方は次のリンクをご覧ください:
http://www.cs-club.com/kotomitsuki/top.htm
一昨日チャンスだったのにね。
なんてちょっと意地悪なコメントかな?
本当は心からエールを送っている私です。
千秋楽の視聴率が悪かったとか。白鵬連勝の話題だけじゃ人気を保てないのでしょう。対抗馬がないことが原因というのもありますが、私などオニオンさんと同じく「もう白鵬絶賛はうんざり」なので、TVを見たくないと思ったこともありました。連勝記録は確かに偉業なので讃えられるべきことですが、なぜか「花」がないし、ニュース速報を出すほど国民的関心に盛り上がってもいませんでしたよね。それに引き換え、カロヤンが優勝した時は、ファンだけでなく、日本中が感動に巻き込まれましたっけ・・・懐かしい! あの感動をもう一度!