グルメシェフの料理教室

週末の「所用」の一環でグルメレストランのシェフによる料理教室に参加しました。

参加者がたったの4名(女性3名、男性1名)だったのでほとんど個人教授という贅沢さでした。

アジア料理ということだったので、
アジア人の私がなんでまた西洋人にアジア料理を習うわけ?
という問いを投げかける人もいました。

しかし、メニューは、日本料理とはほとんど無関係の東南アジア風:

前菜がエビ刺し焼き、
メインがタイカレー、
デザートがマンゴ、パイナップルのココナッツパウダー揚げと
キャラメルソースをからめたピーチ、それに梅酒味のアイスクリーム

ま、ヨーロッパ人の「アジア」とはこういう感じなわけです。
日本はヨーロッパの地図では右の端っこですしね!

それはともかく、私としてはいろいろ得ることが多い貴重な体験でした。

エビ刺しには串ではなくレモングラス茎を使用:
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カレーの中身は、ニンジン、パプリカ、ズッキーニ、ナス、セロリアックなど、
多彩な野菜と鶏肉。
これをみんな同じ形に切った後、一種類ずつ薄い色合いの野菜から順々にポーチ、
つまり沸騰したお湯である程度噛み切れるようになるまで茹でるわけです。
この手順、私は今までやったことがなかった。
いつも一度にお鍋に直接入れて煮込んでいました。
しかし、この手順、色の鮮やかさを保つために必要なのだそうです。
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ニンジンとネギはエビ刺しの装飾用に細く切って水にさらしておく。
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前菜のエビ刺しの付け合せに使うブラウンポテト。
ブラウンと言っても紫色ですね。
味は日本のジャガイモみたいに水分が多い感じのもので、
ドイツの普通のジャガイモに比べるとイマイチなのですが、
やはり色使いに役に立つのだそうです:
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小さいサイコロ切りにしてタマネギと混ぜる。
中に少量のペパロニを入れてあり、それがピリッとアクセントになっています。
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これはピーチにキャラメルソースをからめているところ。
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講師のシェフはものすごくよく切れる包丁持参でした049.gif
やはり料理人にとっての工具、命ですね。
日本製のものが多かったですよ!
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これはデザート用に赤レンズ豆とリンゴに
お砂糖とレモン汁を混ぜて炒めています。
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最後はもちろん自分たちで試食しました。
講師自らフランケン地方の白ワインをグラスにサーブ。
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追記1:飾りのトマトはニンニク、オリ-ブオイル等でマリナードしてあります。
追記2:エビ刺しの下がブラウンポテト。

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追記3:タイカレーのとろみには、セリアック病(グルテンアレルギー)の人々に配慮する目的でコーンスターチを使用。
追記4:ごはんはジャスミンライスを炊いた後にフライパンに油を敷き、
水も入れて炒めたために粘りが出ました。でも、こうなると、日本の
ライスの方が俄然美味しいのに・・・と私は思った次第です。

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う~ん、料理ってレシピ云々より、「こだわり」の問題なんだと実感。
講師によると「料理は愛するか憎むかどちらか」なのだそうです045.gif
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by mamapanda_mimi | 2010-11-15 04:50 | グルメ | Trackback | Comments(2)
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Commented by toitoi at 2010-11-16 16:24 x
私も最近 あらためて 日本料理の教室に出る機会が
ありまして・・・
 プロの日本料理の職人の 手元を間近でしっかりと
見て、そのあと作ってみるといういわゆる料理講習会でした。
 このお料理は 日本国内だったらエスニック系の
 ジャンルになってしまいますね!
 
 レモングラスを串代わりにっていうのも
 確かにいいアイディア!

 ヨーロッパでは
 セリアック病 の方ってそんなに多いのかしら?
 
 料理を憎む・・すごい言葉 
 ちょっとコワイような 気持になりますけど。
 
Commented by mamapanda_mimi at 2010-11-16 16:54
セリアック病に苦しむ方の統計的な数は知りませんが、LHの飛行機の機内食にもそれに対応する特別食があるらしいので、人々の意識としてはかなり広がっているということでしょう。

「(料理を)愛する、憎む」、これは直訳で、日本語だと確かに大げさになってしまいますね。「大好き、大嫌い」という表現で言い換えられると思います。

それから、ついでですけど、お料理についての記事をアップするとやはりアクセス数が増えるみたい。
もっとも昨日からは「白鵬敗れる!」で増えているのかも(笑)。