2013年 12月 01日
フィンガーフード料理教室
ドンドンドン!と一つ一つ量の多いドイツ料理より、
好きなんですよね、こういうチョコチョコとした料理。
やはり懐石料理のイメージで好きなのかもしれません。
きょうのフィンガーフードを指導したインストラクターの
グルメシェフ(ドイツ人)自身はフィンガーフードより
コースメニューの方が好きと言っていましたが・・・。
コースメニューももちろん素晴らしいですが、
量的に食べきれないという問題があるんですよね。
この「量」がドイツではしばしば「恐怖」になります。
それに比べ、フィンガーフードは一つ一つが少量、
しかも一つ一つに手間がかかっているので極めて
上等な料理と言えます。
たとえばこれ:
下にあるのは春雨。
これは鶏肉スープと醤油とゴマ油のソースで味付け。
上に載っているのは鶏肉の足。
これは骨を取ったりして下ごしらえ。
それに鶏肉の詰め物(シェフが前もって作ってありました)
を詰めてサランラップとアルミホイルでしっかりと包みます。
それを鶏肉スープで茹でます。
それを開けて2日前から作ってあるソースに漬けます。
それを春雨の上に載せ、その上にホウズキを半分にしたものを
載せて出来上がり。
この中で前もって準備してあったものが
鶏肉の詰め物、鶏肉のスープ、そしてソース。
さらに、鶏肉の骨をナイフで撮ったりする下ごしらえだけで
二人で30分は経過しました。
小さな一品を作るだけでこれだけの時間と手間がかかるとなると
ここでは二人でこなしましたが、自分一人でもう一回作る気には
なりませんね。
全部でデザートを含めて12品ありました。
それを12人で3時間半かけて作りました。
それをみんなで試食し、それに合う美味しいワインを飲みながら、
成果を楽しみました。
そうそう、これは何か分かりますか?
どう見ても甘いお団子ですよね?
実は中身はレバーペーストでした