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ドイツと日本の話

ドイツ・フランス戦

両チーム互角のいい試合でした049.gif

結果はドイツが1-0で勝ち準決勝進出を決めたので、
フランスはさぞ悔しかったでしょう。

ドイツ側では、「結果が出た」ということをまず喜んでいるわけですが、
アルジェリア戦の後と打って変わってファンもメディアも一様に
昨日の試合を「ポジティブ」に評価しています。

キャプテンのラームはやはり右DFとなり、
その他DFはメルテスアッカーがベンチで、
フンメルス、ボアテン、ヘーヴェデスという布陣。

インフルエンザで決勝T一回戦に出場しなかった
いわば病気上がりのフンメルスを起用してメルテスアッカーがベンチ、
というのも試合前本来分かりにくい選択に思えましたが、
結局それが大当たり!

というのも、フンメルスが攻守にわたり大活躍、
特にドイツの1ゴールをヘディングで決めたからです049.gif

(追記ですが、フンメルスはドイツナショナルチームで最もハンサム
と評判の選手058.gif。後半バテタってやはり言っていましたね。
病み上がりだから。でも昨日の試合の最優秀選手に選ばれました。)


とにかく、昨日の試合では、ラームを中央から右DFに変えるなど
レーヴ監督のサプライズ戦略が大きく花開きました056.gif

全体を通して、ドイツはアルジェリア戦の時と
見違えるような安定感を示しました。

もちろん、その安定感の中心はGKノイアー。
前回のように前に大きく出てきてプレーする
ということはなかったものの、再び攻守の連続でした。

後半ロスタイム94分にベンゼマの近距離からの鋭いシュートを
右手こぶしではじいたのにはビックリ005.gif

最後の最後だったこともあり、ベンゼマ自身も
苦笑いしていたように見えました。

「これも駄目だったら仕方ない・・・」
といった諦めの笑み。

レベルの高い厳しい試合でした。

試合前、アルジェリア戦での苦戦からドイツチームは
各方面から批判されていました。

その中で、マネジャーのビアホーフ等が
「なんでも悲観視するのはドイツ人気質」
と逆批判したりしていました。

これ、ちょっと当たっていると私は思っています。

だいたいがイギリス人にドイツ人は
「誰もがおまわりさんみたいな部分を持っている」
と皮肉を言われているのだそうですから。

前回の投稿記事にも書きましたが、
公共TVのARDのサイトでラームのポジションのアンケートを
するなど、あれも「誰もがドイツチームの監督になっている」
わけです037.gif

ま、昨日の試合でそういったネガティブな意見も吹っ飛び、
むしろ、批判されても微動だにしなかった
レーヴ監督の人間の大きさがリスペクトの対象となっています。

私(たち)も2006年のドイツ大会の時のようなフィーバーとは
違い、一試合一試合ずつ勝ちあがるドイツチームのいばらの道を
共に歩いているような感覚にはまっている気がしています。

さて、ブラジル戦、楽しみです001.gif
by mamapanda_mimi | 2014-07-05 20:45 | サッカー | Trackback | Comments(0)