カテゴリ:社会( 145 )

本当は昨夜あったブンデスリーガの試合、
ドルトムント対バイエルンミュンヘンについて
レポートを書くつもりだったんですが・・・

丁度福島第一原発についてのレポート情報が入り、
それを見たら、それをこのブログで紹介する方が
先決と思われました:

http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-546.html

ドイツ公共放送ZDFテレビ制作ですが、
日本語訳がついているので是非ご覧ください。
[PR]
3月11日は忘れもしない東関東大震災のあった日です。

私は東京であの地震に遭遇しました。

それからの1週間は私の人生の中で最も長い1週間
だったという気がします。

地震に遭遇したのも恐怖でしたが、あの津波被害のショック、

そして、原発事故・・・

何を信じていいのか分からない不安。

すぐにでもドイツの家族のもとに帰りたい、

でも、日本の家族のことも置き去りにはできない。

ただただ「取り返しのつかないことにならないように」
と祈るばかりでした。

あれから一年が経った今、再びあの時の不安定な気持ちを
思い出しています。

地震後、5月と10月に東京に行きました。

5月の時は、まだ人々も少しずつ普段の生活に戻りつつある、
といった感じでしたが、10月には、もう完全に町も以前と変わらず、
活気を取り戻していました。

時が経つにつれて、自粛を嫌って、いつも通りの生活に
戻ろう感が強く働いたのでしょう。

でも、そうして人々は、そして私も、不安感を克服しようとしたのです。
それと同時に「嫌な思い出」も薄れていったような気がします。

これからの5年間に東京直下型地震がある可能性が何パーセント等、
と聞くと誰もが不安になり、じゃあ、何をしたらいいの?
と思いますが、しっかり緊急防備品や食糧などを用意する以外は
どうしようもありません。

火山だらけの日本にいる限りはどこに行っても逃れようがない、
だからといって外国に移住するというのも誰もができることでは
ないでしょう。

不安感にさいなまれては、その不安感を拭い去り、
日常生活を続ける、多くの人がそうやってこの一年を
過ごしてきたのではないでしょうか?

でも、忘れてはいけないことはあるのです。

一周年を迎えるにあたって、それをまた今思い出しています。

そして、それを確かめに私はまもなく日本に行きます。
[PR]
d0116376_07144.jpg

国際女性デーだからケーキを焼いたのではありません037.gif

きょうは夫の誕生日。

我が家ではいつもお誕生日に本人の好きなケーキを
焼くことになっています。

で、毎年3月8日はこのアーモンドケーキなのです067.gif

わが夫の誕生日が国際女性デーというのも愉快な話。

というのもわが夫は女性解放運動とか嫌いなんですよね。

別に男尊女卑に賛同している人だというわけではないのです。

ただ、たとえば今ドイツで話題になっているんですが、
政府が企業に役員の何パーセントを女性メンバーにするように、
と求めること、「おかしい!」と言っています。

男性であろうと女性であろうと、役員にふさわしい人がなるべきで、
女性であるから役員にする、というのはおかしい、というのが
彼の主張です。

本当にそれはもっともな主張です。

こういう女性比率の決まりによって不適切な人物が役員になったら、
よくないですよね。

確かに弊害もありうる決まりなんですが・・・

女性の地位向上を制度としてバックアップするためには、
このような決まりは必要なのではないかな、と
実は私は思っているのです。

おそらく、役員になる能力のある人がいるのに、
女性だからなれない、という現実が現にあるのだと思うからです。

つまりこういう決まりは効果もあるものなんですよね。

社会意識の発展の歴史を見ればそんな気がしてきます。
[PR]
例のドイツの大統領ウルフ氏が汚職疑惑の責任を取って
結局辞任に追い込まれたのは一昨日のことでした。

これに関しては昨年のクリスマス前から約2カ月にわたって、
もうボロボロといろいろな疑惑がメディアで報道されていました。

私たちのウルフ氏に対する批判的な気持ちももちろん増幅しましたが、
スキャンダルをほじくり続けるメディアに対する批判の声も
高くなっていました。

しかし、なんといっても、市民は、ドイツの大統領という地位が
どんどん汚されていくのは耐え難いと感じていたと思います。

で、ウルフ氏が辞任を発表した時、本当にホッとしました。

そしてたった今、その後任者が決定したというニュースがありました。

Joachim Gauck (ヨアヒム・ガウク)氏です。

ガウク氏は一年半前にウルフ氏と大統領選挙で
僅かの差で敗れた人です。

旧東独出身でプロテスタントの宗教家、市民政治活動家。
旧東独体制に早くから批判的な姿勢を取り、、統一後は
ドイツ民主共和国公安省 (略称:シュタージ)の保持する
個人情報管理の責任者として大きく貢献。
(ウィキペディアの要約)


実は、ガウク氏は前回の大統領選挙で敗れた後も、
「心の大統領」と呼ばれていたのでした。

それだけ市民の人気は高く、
今回も何人か上がっていた候補者の中でもダントツでした。

でも、前回の選挙でウルフ氏を推したメルケル首相が
前回野党が推した候補だったガウク氏に同意するのは
考え難いと見られていました。

しかし、ドンデン返しが起こったらしい・・・

与党のCDU党、CSU党、FDP党の連合政権がこの候補に関する
意見の相違であわや分裂するところだったのだそうです。

で、現在、ギリシャの経済危機などでEUが困難に直面している
この時に、連合政権が分裂すれば、総選挙に追い込まれ、
株も下落するなど大変なことになる・・・

ということで、メルケル首相がメンツを捨てて、
野党との共同の候補としてガウク氏を選択することに
最後の最後で同意したらしい・・

で、一市民(私)の感想としては、再び、ホッとしました。

もうこの2カ月聞かされて続けてきたようなお粗末な話は
こりごりですし、市民の声を代表するような人物を
候補者にすることで与党と野党が同意に達したのは
本当によかったとただただ思います。

ドイツ大統領は政治的実権はないけれど、
広く尊敬される人物でなければなりません。

少なくとも、安定して国を代表できる人物でなければ
なりません。

一昨日の午前11時まで大統領だったウルフ氏は
その点失格でした。

最後まで「私は不法行為はいっさいしていない」と釈明していましたが、
ま、そうなのかもしれませんが、法律に触れないようにグラグラと綱渡り
しているような感じの人でしたから・・・・

これで、この関連のニュースがなくなることで、
本来もっと重要なニュースが報道されることを
願うばかりです。
[PR]
知人の70歳のお誕生日パーティがありました069.gif

こちらの年齢が想像できる高齢の誕生日パーティが続いています037.gif

d0116376_235231.jpg

d0116376_236693.jpg
d0116376_2362755.jpg


着席で約20名ほどの招待客で落ち着いた格調高いパーティでした。

こういうの結構好きです。

やはりこちらも年配層だからでしょうかね028.gif

地域で活躍するジャズピアニストがライブでBGMを演奏してくれる中、
おしゃべりに乗じました。

途中でちょっと余興もあり、7コースのメニューを食べ終わった後は、
招待客の一人であるフィットネストレーナーが簡単な運動指導まで
してくれてカロリー燃焼のおまけまでついていました070.gif

テーブルセッティングなど装飾にまで十分な心配りがあり、
贅沢な気分を味わうことができました049.gif
[PR]
クリスマス前から年明けの現在に至るまで
ドイツの大統領が苦境に立たされています。

日本でもとうとう今日記事が出ました:

ドイツのウルフ大統領(52)が北部ニーダーザクセン州首相時代の08年、地元の実業家側から自宅購入資金として、銀行より低い金利で50万ユーロ(約5000万円)の融資を受けていた事実が発覚し、窮地に立たされている。個人間の貸し付けのため違法性はないとされるが、ウルフ氏は以前にこの実業家との金銭のやり取りを否定していた。このため道義的責任を問う声が強まり、野党からは辞任要求も出始めている。

 独メディアによると、ウルフ氏は08年に実業家の妻から融資を受けた。その後、実業家が所有する米国の別荘で休暇を過ごすなど親密な関係が判明したため州議会で追及されたが、「ただの友人で金銭のやり取りはない」と説明していた。だが先月、大衆紙ビルトの報道で融資の事実が発覚し、ウルフ氏は「説明は正確ではなかった」と謝罪。この報道直前、ビルト紙幹部に報道をやめるよう電話をかけていた事実も判明し、ジャーナリスト団体や野党が「言論の自由への圧力」と非難していた。

(http://mainichi.jp/select/world/news/20120105dde007030032000c.html)

このウルフ大統領、先日私のドイツフェスティバルについての記事
にも登場しました。

ドイツ大統領は政治的実権はありません。

国を代表する立場にあるという意味では
日本の皇室の立場と類似しています。

しかし、大きな違いは「持って生まれる」のではなく、
「(議会によって)選ばれる」つまり「なる」立場であることです。

ましてウルフ大統領は政治家だったのですから、
利害関係を引きづる職業だった人です。
皇室の方々との違いは明白です。

で、昨晩とうとうウルフ大統領はテレビインタビューに答えて
一連の問題について釈明しました。

法に触れるようなことは一切していない、
電話については、記事の掲載をしないように
ではなく、1日延ばすように話しただけだったが、
あれは自分の過ちだった、
人間は誰でも間違いを犯すもの、
深く陳謝したい。
過ちから学ぶことが大事だと思う。
公的立場にあるといっても大統領にも私的生活が
あることを分かってほしい。
大統領としての5年の任期を全うし、
立派な大統領だったと言われるよう努力したい。

といったところが主な内容でした。

全体的に自分はメディアの犠牲者だと
言いたげな回答の仕方でしたね。

メディアが公的な人の「立場」に直接関係ない
私的なことをほじくり出すのは確かに良くないことです022.gif

しかし!

電話に関しては(これは留守番電話だったそうですが)
電話を受けた方は、1日延ばしてほしい、ではなく、
記事の掲載をしないでほしい、という内容だった
という主張を変えておらず、今度はそのテープを公開する
という話にエスカレートしています。

また、大統領の言葉には私の常識感覚とは違うことも
いくつかありました。

1) 友人からお金を借りられないような国はおかしい国だ。

とか、

2) 長年の友人の家に無料で宿泊し、一緒に料理をして、
楽しく休暇を過ごしたことがいけないことなのか?

という言動です。

1) は、私だったら、友人から5千万円を借りるなんて、
たとえ金利を払っても、友人だからこそ絶対にしたくないことです。

2) は、普通だったらそうですけど、政治家なら、また、
公的立場を代表する人なら、たとえ長年の友人とのつきあいでも
神経質過ぎるほどに気をつけて公私の区別をつけるべき。

このまま大統領の職を守れるかどうか、興味津々。

インターネットや政治風刺の世界でも
ウルフ大統領は嘲笑される対象になってしまっています。

ドイツの大統領は尊敬される存在でなければならないという
意識が国民にはありますが、その大統領がこんなことになって
しまってこれでいいのかなあ、と心配になっている私です025.gif
[PR]
大晦日から元旦にかけてのパーティでは、
私の顔を見て、東関東大震災のことを
話題にする人もいました。

もっともドイツ人の関心は原発事故に集中しています。

2011年を振り返る時、「フクシマ」は
世界中の人にとって大事件でした。

この大事件を大事件として真っ向からとらえて、
ドイツはそれまでの政策をいち早く変更して
原発廃止を決定しました。

その即決の正否はともかく、そうせざるを得なかった
背景にはドイツの人々の「ヒステリック」な反応が
ありました。

パーティで私に話しかけてきた人たちの中にも
「今度息子が仕事で3ヶ月東京に行くのだけど、
心配で心配で・・・」と言っていた人がいました。

また、

「私たちドイツ人が理解し難かったのは、
日本人が原発事故の時も平静にしていたこと。」

という声も聞かれました。

で、私は一度誰かに聞いてみたかったので
上記の息子の行く末(?)を心配している人に聞いてみました:

「あなただったら近くの原発で同じことが起こったらどうします?」

答えは「叫ぎ散らしてしまうわ」でした。

私:「叫び散らしても意味ないでしょ」

答え:「まあ、そうだけど・・・」

私:「決まった行き先もない(陸続きじゃない)外国に逃げます?」

答え:「そうね、どうするかちょっと分からないわ」

でした。

誰もどうしていいか分からないようなことが
日本で起こってしまったということでしょう。

「人間の手に負えないことをしてはならない」
この言葉は真実ですね。
[PR]
d0116376_16505996.jpg

きょうは9月最後の日です。

このところ、こちらは本当に素晴らしい天気が続いています058.gif
短かった南ドイツの夏の代償というところでしょうか・・・

このお天気を利用して、我が家のお隣はきょうからキャンピングカーで
バルト海へ10時間、1週間半の休暇に出かけるそうです。

うらやましい限り001.gif

私と言えば、この一ヶ月、公私にわたって電車移動を頻繁にしています。

で、つくづく思ったのですが、ドイツ鉄道は遅延が多く、閉口します。

また、こちらがせっかく高いお金を払って一等の切符を買っているのに、
空調が壊れている、トイレが壊れている、で、二等の席に移らなくては
ならなかったり・・・

車両故障のために別の車両が用意されて、途中で
乗客全員が乗り換えなくてはならなかったこともありました。

また、そういう時ちゃんとした説明がないのが困ります。

これ全部9月一ヶ月間に体験したことです005.gif

こういうの、何とかならないかといつも思っているんですが・・・

ドイツという国はインフラ整備ではピカイチですが、
サービスに関しては、本当に後進国だとつくづく感じます。

きょうに始まったことではありませんが002.gif
[PR]
理性的な結果になってよかった、
と私は思っています。

民主党代表選のことです。

野田新代表が実際にどのような仕事ぶりを見せて
くれるかはこれからにまかせるとしても、
「仕事をする、実行する」という決意には、
「本当にそうしてほしい」と願うばかりです045.gif

国家が大震災で危機に面している時に、
「党内紛争をしている時じゃないでしょ」
「(菅首相の手腕はともかく)とにかく問題解決が先でしょ」
と誰もが思っていたと思います。

小沢さんの登場を国民が望んでいる・・・
と言っていた小沢傘下の政治家がいましたが、
いったいどの国民の事を言っているの?
と思ったものです。

その小沢支持の鳩山さんは
一旦政界引退をほのめかしたとまで聞いていたのに、
再三登場してかき回しているようなイメージでした。
「恵まれた家庭に育った人」にはもっと他にやることが
あるでしょ、と言いたい。

などなど外国に住んでいると歯がゆい思いがします。

国内に住んでいても同じかもしれませんが、
特に、大震災以来、原発事故報道と絡んで、
ドイツでも日本の政治の行方が注目されているので、
歯がゆい思いが募ります。

原発事故でいろいろと明らかになってきた
過去の問題などを見ると、それらを長年許してきた
自民党政権に大きな責任があると感じます。

つまり二者択一がない政治に苛立つ国民の苦しさ、
これをよく踏まえて、野田新代表には本当に
「仕事をする、実行する」という所信を
遵守してもらいたいものです。
[PR]
d0116376_4404664.jpg

話は前後しますが・・・
月曜日に義母のお誕生会がありました。

今年84歳の義母は、本来ケーキ焼きが得意だったのですが、
近年は手が震えるためすっかりやめています。

そこで、お誕生日のケーキ、
今年も私が持参しましたぁ067.gif
d0116376_4485427.jpg


O-104菌が一応収束したということで、
ようやく新鮮イチゴを使用したケーキを作る事ができました。

034.gifしかし、イチゴ3パックを1パックずつ塩水で丁寧に洗い、
少なくとも3回はすすぎました。

念には念を入れて、です045.gif
[PR]