真夏日に訪ねたお城
2009年 08月 21日

車の中から撮ったイプフ山の写真。
可愛い山でしょ?

バルデルン城。
小さいけれど本当に綺麗なお城。
白鳥城なんか比じゃないです、
と私は思います。

入り口にある教会

祝祭ホール。バロック様式。
結婚式やコンサートに利用できるそうですよ。

祝祭ホールの化粧しっくいの天井。
きょうは本当に暑~い一日でした。
37度以上になったらしい

こちらの暑さは湿気はないのだけれど
紫外線の強さといったらありません。
車のクーラーが全然効かなかった。
壊れているのか、それともものすごい熱さに追いつかなかっただけか?
いずれにしても夕方に車を降りる頃にようやく効いてきました。
さて、その暑さの中、現在夏休みを利用してわが家にバイエルン州から
遊びにきている友人の息子F君(15歳)を案内して、
近くのバルデルン城を訪れました。
ドイツでも最も古い貴族の一つ、900年の歴史を持つ
エッティンゲン・ヴァラーシュタイン家の城です。
元は中世の城砦でしたが18世紀にバロックの城に改修されました。
城内には貴重な武器のコレクションがあります。
ガイド付きで見学しました。
そのガイドの方に聞いたのですが・・・
一族の中でもルードヴィッヒ・ツー・エッティンゲン・ヴァラーシュタイン侯爵
(1791-1870)はなかなかの人物だったらしく、一族で初めて
民間の女性と恋に落ち、結婚を強行したそうです。
そのために一族の主たる後継ぎにはなれなかったのですが、
バイエルン王ルードヴィッヒ1世の外相に抜擢されました。
素敵な侯爵様だったんだなぁ

もう何度も訪れているのですが、
何度行ってもいい所です。
