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ドイツと日本の話

ルバーブ

日本に住む友人が野菜売り場でルバーブを見かけ、
拙ブログの記事を思い出して購入したそうです。

実は私も昨日こちらドイツで、ルバーブを使ったケーキを
(コーヒーハウスで)食べたばかり。

で、フト思い出したことがあったので、
ルバーブについて改めて調べてみました。

ルバーブは本当は野菜類に属します。

しかし、その酸っぱい味が甘い味とのコントラストとして合うので、
ケーキやジャムなどに使うのに最適なわけです。
(以前にもお伝えしたと思います。)

また、それに関して、ドイツから(日本語で)お料理やケーキ作りを
中心に詳しく紹介しているブログ等があるのでご紹介します:

http://shinokichi.exblog.jp/11248047/

http://www.newsdigest.de/newsde/content/view/1263/135/


それで、実は私がフト思い出したこと、というのは・・・

こちらの友人(ドイツ人)たちが語っていたこと:

「ルバーブは食べすぎるとおなかを壊す、
って母に言われたわ。」

「ルバーブは銅製品なんかを磨くのにいいって
おばあちゃんが言っていた。」

ルバーブというのは日本名を「大黄(ダイオウ)」といいます。

で、ダイオウについてのウィキペディアにその説明が載っていました:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%A6%E5%B1%9E

上記のサイトからの抜粋:

「わずかに(瀉下作用の活性成分である)センノサイドを含むことから、
敏感な人は下痢をすることがある。」

「葉はシュウ酸を多く含むため食用にはできないが、
煮出した液を真鍮や銅を磨くために使用もできる。」


ということで、ルバーブの思わぬ効能(?)を確認したというわけです。

それを科学的な理由を知らずに
「母が言っていた」「おばあちゃんが言っていた」
などと友人たちが語っていたのは、
やはり「生活の知恵」というものなのでしょう。

人間て賢いものですね。
もしかしたら「賢かった」と過去形で言った方がいいかしらん?
Commented at 2010-05-27 11:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by toitoi1954 at 2010-05-27 11:07 x
ルバーブ 昨日ジャムにしました。
日本のフキみたいな形状だけど 酸っぱくて 
生で サラダにしてたべてもおいしそうでした。
 (しなかったけど食物繊維も豊富ですね
   この食感は。。。)

私もネット検索で 調べました。。なるほど
他にもご紹介いただいたようなので見てみます。

早速プレーンヨーグルト(無脂肪タイプ)に
 ルバーブジャムをかけて頂きました。
 酸味と 黒糖の甘みにしたのですが、
 ヨーグルトともぴったりで大好きな味でした!
 ありがとう♪
Commented by mamapanda_mimi at 2010-05-27 18:55
生はやめた方がいいと思います。
ご紹介した2番目のサイトの文中にも、「おなかこわすよ」とご主人が言った話が出ています。
もっとも、毒素があるのは葉っぱのようですが。
味の決め手になる果実酸はやはり緑茎の方が赤茎より多いそうです。
by mamapanda_mimi | 2010-05-26 18:12 | グルメ | Trackback | Comments(3)