2010年 07月 19日
変化に屈する
あっ、と思いました。
私も琴欧洲と同じで全然予測していなかった。
先場所力相撲で勝って自信をつけたから
真っ向勝負で来ると思い込んでいました。
でも、今場所は栃ノ心はこれまで負けがこんでいたんでした。
それで、安易な注文相撲で真面目な大関を「はめた」というわけか・・・
こういう場所だから、こういう相撲は見たくなかったです。
ファンとしては、カロヤンが気の毒に思えました。
しかし、きょうはファンでも「どうかな?」と思うことがありました。
仕切りが長かった。
立合いにいたるまで長すぎ。
対戦相手との駆け引き、というより、
自分が立合いに吹っ切れるまでに時間がかかった、という感じ。
迷いがあったんじゃないかな。
で、いよいよ立合いになった時、相手を見ていなかった?
だから、変化にはまってしまった。
振り向いて態勢を立て直そうと思った時には
もう長い足が土俵の外に出てしまっていた。
一度負けたらもうどうでもいいと思っているのか、
みたいな批判をしているブログがありましたが、
そんなことはないでしょう。
でも、連敗はですね。
脱落感はかなりのものでしょう。
でも、本来連勝記録を延ばし続ける白鵬の重圧は
もっと大変なものだと思うのに、白鵬は負けない。
それを考えるとカロヤンはやはり厳しさが足りないかもしれません。
実は私はきょう琴欧洲が栃ノ心の変化に敗れたのを見て
すぐ画面を消してしまいました。
なんかもうお相撲みたくなくなってしまって・・・
期待していた力相撲の代わりにあんな注文相撲を見せられるし、
優勝争いの面白みも減ってきてしまったし、
白鵬の連勝記録更新はすごい記録なんでしょうが、
私個人は興味をそそられません。
どうなんでしょうね、きょうは満員御礼も出なかったらしいし・・・
多くの人も同じように思っているのかもしれませんね。
場所が盛り上がるかどうかのキーパーソンは
やっぱり琴欧洲だと思うんですけれどねぇ。
落ち着いた相撲を取り戻して、後半、頑張れ!