2011年 09月 26日
琴奨菊
きょうはバルトに上手投げでやられてしまい、
初優勝を逃しましたが、白鵬戦の時、横綱を
あんなふうにやっつけてしまうなんて凄いと思いました
精神的な強さがこちらに伝わってきました。
ハルマにも隙を与えない厳しい立合いで
私は彼の成長ぶりに本当に驚いています。
前には白鵬に勝ったりすると自分でも意外な様子を見せて
「よかったぁ」の連発でした。
それはそれで可愛かったですが、今場所は勝っても負けても
貫録ある表情を崩さず、15日間通して勝負師の顔でした。
そして大関初の場所は出身地の九州。
最近の新大関の悪い例、つまり大関になった途端に負けがこむ、
にははまらず、きっと大きく羽ばたくという気がします。
なぜって底力が感じられるし、あの勝負師の顔、
本物という気がします。
同部屋の大関カロヤンもきっと刺激されることでしょう。
刺激というか、後から大関になる琴奨菊の力の付け方を
身近に居て感じないわけがありません。
切磋琢磨の効果、絶対あると思うな