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ドイツと日本の話

欧州杯

予選リーグCグループのドイツは
第二試合のポーランド戦でドローとなり、
3ポイントを取れなかったため
予選通過決定を第三試合の北アイルランド戦
で勝つまで延ばすことになりました。

勝つことを前提に話しているのは
ちょっと驕りっぽいかもしれませんが、
何しろ2014年の世界チャンピオンですからねぇ。
予選通過は当然の義務でしょう066.gif

折りから昨日のスペインの誠に見事な試合ぶりを見て
正直なところ私は今回欧州杯でのドイツ優勝は「無理」
かも・・・と思ってしまいました002.gif

今レーヴ監督の今日の記者会見を見ました。

記者の質問はポーランド戦で得点できなかった
攻撃陣の不十分さに集中していました。

レーヴ監督は
「ウクライナ戦の後にはディフェンスの弱さの批判
ばかりだったのに今度は攻撃陣ですか」
と皮肉っていました037.gif

受け答えが実にプロですね。
ハイレベルで感心045.gif

何といっても自分が選んだナショナルチームの
メンバーに絶対的信頼を置いているところが
レーヴ監督の素晴らしいところです049.gif

信頼されている選手にとっては、様々な弱点を抱えている
かもしれないのに、監督から信頼されている、という確信が
絶大なモティベーションになっているのです。

これこそ企業にも取り入れるべき貴重な戦略。

人材を活かす方法を熟知しているレーヴ監督に乾杯069.gif

あと、
「(2014年までナショナルチームのキャプテンを務めた)
フィリップ・ラームを恋しく思ったことはないか」
という記者の質問に、
「私はフィリップをどういう人間か知っている、
彼の決意は変わらない。
だから、彼がいたら、なんて考えたことはない」
とキッパリ言っていました。

実のところ、今のドイツチームにはフィリップ・ラームが
以前果たした役割を完全に埋めることができる選手はいないので、
記者もファンも「恋しく」なることがあるのは本当です。

でもそこを突いた質問を「かわす」レーヴ監督には
ただただ感心するばかりです049.gif
by mamapanda_mimi | 2016-06-19 01:29 | サッカー | Trackback | Comments(0)