エジル問題

サッカーW杯惨敗に終わったドイツでしたが、
今ドイツサッカー協会は大騒ぎになっています。

大会前からあったスキャンダルが原因で、
重要メンバーの一人エジルが代表から
脱退してしまったのです。

エジルはトルコからの移民の子供として
ドイツに生まれ育ちました。

で、トルコではなく、ドイツの代表になることを
選んだわけですが、5月にトルコの大統領エルドアン
とロンドンでツーショット。

それもエルドアンの選挙キャンペーン中のことで、
それにそのツーショットが利用されたという感が
否めません。

それも、選挙の結果、トルコは民主主義を捨てて、
独裁者の国になってしまったのです。

で、エジルはその片棒を担いだ形になったので
ドイツ代表の態度としてふさわしくないと
批判されたわけです。

その批判に対してエジルはずっと沈黙を守って
きたのですが、この間の日曜日に突然
ドイツ代表からの脱退をネット上で
発表しました。

何故か突然「差別」を受けたことを理由にし、
矛先をドイツサッカー協会に向けました。

というのが前事情ですが、
サッカー協会の対応が悪かったのは確かです。

それにドイツが惨敗したのはこのスキャンダルの
せいだみたいなことを言った人がいたらしく、
それはやっぱりまずいと思います。
だって負けたのはエジルだけのせいじゃなく、
チーム全体のせいで、弱かったからでしょう。

でもだからと言って、なんでここで急に
差別問題が取りざたされるのか
理解に苦しみます。

自分はサッカー選手なので、大統領と会ったことに
政治的意味合いはないとエジルは主張しているのですが、
自分にその気がなかったとしても何しろ有名人
ですから、明らかにキャンペーンに協力して
しまったのは確かです。

で、差別問題ですが、ドイツ(またはドイツ人)って
ナチの過去があるので、何か批判の対象になると
その事柄が直接関係なくても、外国人にすぐ
「人種差別だ」って言われるんですよね。

我が夫(ドイツ人)も、東南アジアのある休暇村で、
イギリス人の親の子供が、イベントの舞台の前で
暴れていて観客の邪魔になっていたので、
一言注意したら、その親に「ナチ!」と
言われたことがあり、ショック。

関係ないでしょ。
根深いものがあります。

エジルの主張もなんか変で、この自分の
過去のエピソードを思い出しました。

トルコでは多くの無実の人が拘留されている
といいます。

そんな独裁政治をサポートしていること、
分かっているのかな、エジルは。

いくらサッカー選手でもそれを分からない
とは言わせない。

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by mamapanda_mimi | 2018-07-27 04:56 | 社会 | Trackback | Comments(0)

ドイツでの暮らしや日本に里帰りした時の話など綴っていきます。


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