カテゴリ:社会( 149 )

エジル問題

サッカーW杯惨敗に終わったドイツでしたが、
今ドイツサッカー協会は大騒ぎになっています。

大会前からあったスキャンダルが原因で、
重要メンバーの一人エジルが代表から
脱退してしまったのです。

エジルはトルコからの移民の子供として
ドイツに生まれ育ちました。

で、トルコではなく、ドイツの代表になることを
選んだわけですが、5月にトルコの大統領エルドアン
とロンドンでツーショット。

それもエルドアンの選挙キャンペーン中のことで、
それにそのツーショットが利用されたという感が
否めません。

それも、選挙の結果、トルコは民主主義を捨てて、
独裁者の国になってしまったのです。

で、エジルはその片棒を担いだ形になったので
ドイツ代表の態度としてふさわしくないと
批判されたわけです。

その批判に対してエジルはずっと沈黙を守って
きたのですが、この間の日曜日に突然
ドイツ代表からの脱退をネット上で
発表しました。

何故か突然「差別」を受けたことを理由にし、
矛先をドイツサッカー協会に向けました。

というのが前事情ですが、
サッカー協会の対応が悪かったのは確かです。

それにドイツが惨敗したのはこのスキャンダルの
せいだみたいなことを言った人がいたらしく、
それはやっぱりまずいと思います。
だって負けたのはエジルだけのせいじゃなく、
チーム全体のせいで、弱かったからでしょう。

でもだからと言って、なんでここで急に
差別問題が取りざたされるのか
理解に苦しみます。

自分はサッカー選手なので、大統領と会ったことに
政治的意味合いはないとエジルは主張しているのですが、
自分にその気がなかったとしても何しろ有名人
ですから、明らかにキャンペーンに協力して
しまったのは確かです。

で、差別問題ですが、ドイツ(またはドイツ人)って
ナチの過去があるので、何か批判の対象になると
その事柄が直接関係なくても、外国人にすぐ
「人種差別だ」って言われるんですよね。

我が夫(ドイツ人)も、東南アジアのある休暇村で、
イギリス人の親の子供が、イベントの舞台の前で
暴れていて観客の邪魔になっていたので、
一言注意したら、その親に「ナチ!」と
言われたことがあり、ショック。

関係ないでしょ。
根深いものがあります。

エジルの主張もなんか変で、この自分の
過去のエピソードを思い出しました。

トルコでは多くの無実の人が拘留されている
といいます。

そんな独裁政治をサポートしていること、
分かっているのかな、エジルは。

いくらサッカー選手でもそれを分からない
とは言わせない。

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by mamapanda_mimi | 2018-07-27 04:56 | 社会 | Trackback | Comments(0)

老人ホームでクリスマス会

昨日は近くの老人ホームでクリスマス会があり、
その音楽をサポートしようと夫と二人で行って
きました177.png

夫はキーボードを弾き、
私は歌をサポートしました。

伝統のドイツのクリスマスキャロルを
みんなで歌い、楽しかったです。

中には重度の認知症の方もいらしたようですが、
懐かしいメロディーを聴くと目が輝くのが
分かりました。

やはり音楽はセラピーになりますね。

私たちの他に12歳くらいの女の子が
クラリネットを一人で吹きました。

まあ、曲目は同じくドイツのクリスマスの
歌だったのですが、その女の子、はっきり言って
下手だったんですね。

クラリネットって下手だと途中でキーっという
音が出たりするんですが、まさにそれで、
また音符の読み間違いもあり、聴いていて
ちょっとこちらが恥ずかしくなりました。

そのことをここで責めるつもりは毛頭ないのですけれど、
彼女が不安定な演奏を続けていたら、
興味深い現象が起こったんですね。

本来弱者であるはずのお年寄りの方たちが、
女の子の演奏に合わせて口ずさみ始めたのです。

ただ聴いていられなくなった、というか、
女の子をサポートしたくなって自然に
歌い始めたのだと思います。

つまりお年寄りが女の子を可哀想と思った、
この場合、女の子がお年寄りより弱い立場に
立ってしまった、というわけです。

人を助けるってこういうことなんだと
思いました。

私にとってはなんだかとても「感動的な」出来事でした165.png

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by mamapanda_mimi | 2017-12-15 20:32 | 社会 | Trackback | Comments(0)

選挙結果に思う

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(ノルディックウォーキングの途中で撮った写真)

こちらはすっかり秋の気配です。

日本ではきょうは大型台風の最中、
衆議院選挙が行われて大変な日でしたね。

選挙の結果を私もNHKの速報でずっと追っていました。
選挙前の予想通り自民党の大勝で
個人的にはガッカリしました。

一つの政党や人が長きにわたって君臨するのは
いいことじゃないと思うからです。

ドイツのメルケル首相もこの秋4期目にはいり
長すぎると私は思っています。

彼女がこれまで人気のある政治家であったことは
誰もが認めることですが、もう13年目です!

コール首相の17年にも及びそうですし、
そのコール首相も最後は政治献金の
スキャンダルで後味悪い政治家としての終わりを
迎えました。
それが教訓だったんですよね、
長すぎるとよくないっていう・・・

ちなみにメルケル首相ですが、
9月の連邦選挙でも勝ったとは言え、
党(CDU)は議席数を減らしたし、
先日行われたニーダ―ザクセン州地方選挙では
大敗したので、翳りが出てきたというもっぱらの噂。

安倍首相も今度の圧勝で有頂天にならず
よっぽど謙虚な気持ちで有権者の
気持ちに応えていかないとダメだと思います。

立憲民主党の躍進は目を見張るものがあります。
これは逆境を克服しようとする姿が
日本人の判官贔屓をくすぐったという人が
いますが、その是非はともかく、ご本人たちも
新党に必要な新たな輝きを感じ取り、
またそれを放つ体験をされたのではないでしょうか?

民進党のままだったらあり得なかったことのように思います。

新党をこれから作り上げていく上で、今回の選挙で
体験したその感動を忘れないでほしいと願っています。


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by mamapanda_mimi | 2017-10-23 04:20 | 社会 | Trackback | Comments(0)

在外投票済みました

d0116376_18233224.jpg
リハビリから帰宅しやっと日常を取り戻しています。
もちろん、継続は力なり、ですから、
これからも運動は続けていくつもり。

折から、こちらは素晴らしい秋晴れ。
ノルディックウォーキングに行ってきました。
上記の写真はその時のスナップです。

久しぶりのわが町、というか私の住んでいる町の
景色、紅葉が綺麗です。

さて、日本は衆院選挙で騒がしいことと思います。

私はもう在外投票の郵便を出しました。
ぎりぎりですが間に合うと思います。

公開の場で誰を、どの党を支持するなど、
もちろん言いませんが、遠い外国で
私の思いは複雑です。

自民党内でポスト安倍を狙う石破さんの
立場も複雑ですよね。

これで自民党圧勝となれば、安倍さんが
「国民の支持を得た(ので森友、加計問題は
忘れていい)」という主張で続投になるのだろうし、
自民党の勝利は石破さんとしても目指さなくては
ならないし・・・

などと、他人事ながら、心配したりして。

自民党支持の人で石破さんに首相になって
もらいたい人はどうしたらいいんでしょうね?

希望の党が選挙民の心を侮らなければ、
その辺、もっとうまくいったのにね、と
私は思います。

残念なことです。

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by mamapanda_mimi | 2017-10-16 18:47 | 社会 | Trackback | Comments(0)

ハンブルク・サミット

前回の投稿から1カ月以上が経ってしまいました。

その間にいろいろなことが起こったので
徐々に報告していきたいと思っていますが、
とりあえず、前回の投稿で改めておすすめ
したハンブルクの町がこの週末、
全くその美しい様相を変えてしまうような
醜い出来事で大騒ぎだったことを今書かずには
いられません。

7,8日の両日にハンブルクでG20サミットが
行われました。

それで各国から首脳陣が集まってきましたが、
グロバリゼーション反対派も各国から集まって
きたのです。

複数のデモ隊と警官とが衝突して
騒ぎがエスカレートし、反対派が店を荒らして
商品を盗んだり、窓を割ったり、駐車して
あった車を燃やしたり。。。。
まるで戦争のようになってしまったのです。

たくさんの怪我人や逮捕者が出ました。

5月に私が行ったハンブルクはあれほど
美しくて平和だったのに。。。
あんなことがドイツで起こるなんて
信じられません。

ホステス役のメルケル首相はあの新しい
エルフィー(前回投稿写真のコンサートホール)
で行われたケント・ナガノ氏指揮ハンブルク州立
オーケストラ演奏によるベートーベンの第九
に各国首脳を招待しました。

その間もエルフィーの周りでは信じられない
騒ぎが起こっていたのです。

第4楽章の喜びの歌を思い浮かべると
この出来事が実に皮肉に心に響きます。

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by mamapanda_mimi | 2017-07-12 04:43 | 社会 | Trackback | Comments(0)

ジョージ・クルーニー

今ドイツのシュピーゲル誌で読んだんですけど・・・

ロンドン郊外の老人ホームに住む87歳になるおばあさん、
ジョージ・クルーニーの長年の大ファン。

一生のうちのいつか彼に会ってみたいというのが夢だった。

で、たまたまジョージ・クルーニーが最近その老人ホームの
近くに家を購入したことを知ったヘルパーさんが
おばあさんのお誕生日に会いに来てくれないか
ジョージ・クルーニーに手紙を書いた。

で、お誕生日当日、本当にジョージ・クルーニーが
花束とカードを持って老人ホームを
訪ねてきてくれたんですって049.gif

なんて素敵な話でしょう053.gif

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by mamapanda_mimi | 2017-03-21 22:53 | 社会 | Trackback | Comments(0)

ドイツ大統領選挙

たった今、ドイツの新しい大統領の選挙があり、
二大政党連合で推薦されていたシュタインマイヤー
前外務大臣が選出されました049.gif

1200票以上中931票獲得したので、
圧倒的な勝利と言えます。

大統領は直接選挙ではなく、
600名ちょっとの国会議員と
600名ちょっとの各州から選ばれた選挙人(多くが有名人)
が連邦議会で投票して決まります。

ドイツの大統領は政治的決定権はありませんが、
国を代表する役目としては最高の地位です。

シュタインマイヤー氏はその地位にふさわしい
人物だと思います049.gif

ところで、この重要な選挙の進行役は連邦議会議長が行います。

で、きょうのランメルト連邦議会議長の選挙前の演説が
実に素晴らしかった:

「世界に心を開く代わりに壁を周りに造って
自国のことだけに集中し、
自由貿易の代わりに守りにまわったり、
他の国々と協力する代わりに孤立しようとして、
自分たちが一番大事と主張する人は、
他の国も同じように彼に接することになっても
驚く権利はない。」

と、はっきりとトランプ大統領を批判し、

「世界にはテロ問題や気候温暖化問題のように
一つの国だけで解決できない問題が散在しているからこそ、
今、国々は協力し合わなくてはならない。
一つ一つの国の問題には各国が従事するにしても、、
グローバルな問題では協力し合わなくてはならない。
だからこそ、今、強いヨーロッパが必要なのだ。」

と、鼓舞したのでした049.gif

メルケル首相も含んだ議会場の大部分の人々から
拍手喝采を浴びました。

安倍首相がトランプ大統領に「おべっか」を使った
ことにガッカリしていただけに、この演説のすばらしさに
感動した私でした。

同時に日本人としてあの「おべっか」が
とても恥ずかしく思えました。



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by mamapanda_mimi | 2017-02-13 00:02 | 社会 | Trackback | Comments(0)

安倍首相のアメリカ訪問に思う

安倍首相とトランプ大統領が会合しています。

共産党の志位委員長が「異常な貢ぎ物外交」と
言っていますが、言い得て妙だと思います。

別に私は日本共産党の支持者ではありません。

でも、世界中がトランプ大統領を批判しているのに、
安倍首相の態度はあまりに無節操に思えます。

その時々の成り行きですり寄るのではなく、
一国の首長としての「理念」というものを
示してほしい。

そうでないと理性ある(日本)国民からの信頼を
得られないと思います。

これは外交問題にとどまらず、
内政問題にも影響を及ぼしかねない
ということを自覚してほしい。

ちなみにドイツのメルケル首相は
(大分遅くなりましたが)トランプ大統領が
大統領令で定めた中東・アフリカ各国の国民に対する
入国一時禁止に対して批判的な談話を発表しています。

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by mamapanda_mimi | 2017-02-11 23:03 | 社会 | Trackback | Comments(0)

新年朝食会 2017

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節分も過ぎてしまった土曜日に
リコーダーグループの新年朝食会がありました。

このカフェ、精神障害者が一緒に働くカフェで
なかなかモダンなコンセプトで出来ているのですが、
お客が少なくて、結局3月半ばで店じまいします。

ということで、この豪華な朝食(一人8EUR)、
今年が最後。

お客が少ないというのはやはり立地条件が一番の
理由かと思われます。

しかし、紅茶を2度目に頼んだ時に同じティーバッグを
使うように言われた時は私もちょっと驚きました・・・

というわけで時々ビックリするようなことを
経験することがありました。

そういうことを深い理解を持って受け入れることが
できるお客が固定利用客だったと思います。

が、なかなか寛容になれない人は離れていかざるを
得なかったかもしれません。

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by mamapanda_mimi | 2017-02-05 22:43 | 社会 | Trackback | Comments(0)

大統領令に思う

大統領就任式でアメリカ・ファーストを強調した
トランプ米大統領でしたが、大統領令で定めた、
中東・アフリカ各国の国民に対する入国の一時禁止は
全然アメリカ・ファーストではないことが
次第に明らかになっています。

トランプ大統領自身もそれに気が付いて
撤回という運びになるといいのですが・・・

大統領令ですから、間違ったからと
言って簡単に撤回するのも権威の損失ですが、
この問題に限って言えば、権威の損失に
なっても自分の間違いを認めてもらった方が
世界のため、アメリカのため、になると思います。

各国の首脳がどんな人が大統領になっても
アメリカとの良好関係を保ちたいと思う気持ちは
分かりますが、こういう明らかに間違った判断が
下された時は、彼らは、間違っている、と声を
大にして言うべきだと思いますがどうでしょうか?

日本は事難民となると他人事みたいに思っている
感じがしてなりませんが、世界で発言力を増すためには
世界の抱える問題にはっきりした世界観を示して
いかないとダメです。

改めて、2017年、いったいどこへ行くのでしょうか?


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by mamapanda_mimi | 2017-01-30 03:29 | 社会 | Trackback | Comments(0)

ドイツでの暮らしや日本に里帰りした時の話など綴っていきます。


by mamapanda_mimi
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